OB・OGの声

小林 誠人 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. アニメのように空を飛びたい!という願望から、流水プールと水中HMDを用いた飛行感覚の再現について研究をしていました。水中には陸上にない浮力があり、その浮力を用いることで空を飛んでいるときの浮遊感の再現を目指しました。また、水流を用いることで風の抵抗力を再現し、身体を固定しないことで身体的自由度の確保を目指しました。水中でのVRという未だ研究が少ない分野に挑戦し、より多くのことを試しながら一歩一歩進めていく良い経験を積めました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 自由に研究テーマを決められること、研究の環境やサポートが充実していること、様々なバックグラウンドの人が所属していることです。 自分のやりたいことをどう研究に落とし込むかについて先生方から丁寧なアドバイスを受けることができ、自分が熱中できる研究テーマを設定することができます。 研究環境に関しても、最新な機器や大規模な機器など必要であれば揃えていただけ、学会の会費や出張費なども負担していただけます。また、先生や仲間たちからはとても親身で適切なアドバイスをいただけ、自分の提案を吟味できる、とても充実した議論を行うことができます。 成長したい人、やりたい事がある人にはとてもおすすめな環境が十二分に整った自由な研究室でした。


長谷川 瑛一 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. スマートグラスの提示情報がユーザの心理や行動に与える影響に関する研究を行っていました。将来、スマートグラスなどのHMDを装着したまま通勤・通学し、そのまま作業を始めるといったことが考えられますが、スマートグラス上の視覚情報が視聴後に作業に与える影響は明らかになっていません。そこで、そのような影響について様々な検証を行いました。実験では、スマートグラス上で再生速度の速い/遅い動画を見ておくことで、視聴後の作業速度が速く/遅くなることを示しました。また別の実験では、自転車走行時に走る人型のアバタを提示しておくことにより、のちの作業速度が速くなることを示しました。これからさらに調査が進められ、作業効率を向上させる情報提示システムが誕生することを楽しみにしています。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 自由に研究を進められ、先生方が全力でサポートしてくれるところです。指定された研究テーマや限られた機材で研究するということはなく、自分のバックグラウンドや興味をもとに好きな研究を行うことができ、必要であれば最新の機器を揃えてもらうことができます。そのため、心理的にも物理的にも不自由なく研究活動を行えます。また先生方は、定期的なミーティングだけでなく、いつでも真剣に話を聞いてくれるので、やる気のある方はどんどん研究を進めていけると思います。オープンキャンパスやいつでも見学会で研究室に来たらきっと入りたくなると思うので、ぜひ一度足を運んでみてください。


東 健太 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 私は主にXR技術を用いた会話に関する研究を行っていました。1年生の間は光学透過型のHMDを使用して、対話相手の表情を認識してそれに応じた画像を表示することで、会話がより楽しくなるかの調査を行いました。結果としては、重さなどの原因からHMD自体が会話の妨げとなってしまいましたが、相手への印象を向上させる等の可能性が示唆されました。 2年生の間は、VR環境を用いて、会話中の視線の有無による会話満足度や疎外感の変化に関する調査をしていました。心理学の研究によると、会話中の視線の有無は対話相手への印象や会話への満足感という部分で大きな役割を担っていることが明らかになっています。そこで、実際には自分は会話に参加していないものの、会話参加者が時々こちらを見てくれているように錯覚させることで、会話に参加できていなくても会話に満足できるのではないかと考えました。実験では、2人が会話しているだけの映像をVR環境のアバタで再現し、アバタには時々被験者の方を向いているように見せかけました。結果として、視線により会話を楽しめるかや満足できるかは個人差が大きく普遍的な効果は見られなかったのですが、会話に参加してる感覚を有意に向上させられました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 風通しの良さと自由な環境だと思います。 教員と学生の距離が近いため、研究に限らず就職や普段の生活の相談など、なんでも話しやすい空気感ができていると感じました。研究内容や学生のバックグラウンドも幅広く、学生同士でも様々な知見を共有しやすいため、専門分野の勉強・研究をするには非常に良い環境でした。 また、基本的には学生の自主性を重んじており、自分から声を上げれば大体のことはやらせてもらえるので、自分自身、企業と関わる研究や海外留学など色々な経験を積ませてもらいました。 自分のペースで頑張りたい人や自走できる人にはとても過ごしやすい環境だと思います。


叢 煕 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 火災シミュレーションに関する研究をやっていました。VRで火災シミュレーションするシステムはいくつかありますが、もしARで周囲の現実空間の燃える様子を利用者に見せることができたら、利用者の防火意識が向上できるではないかと考えて、環境認識に基づくAR火災シミュレータを開発していました。システムでは両眼カメラで周囲の現実空間の幾何学情報と画像情報を獲得し、それらを用いて周囲環境の特性が反映された火災シミュレーションを行うことができました。環境認識の精度はまだ十分とは言えないですが、仮想と現実を融合することで、もっと安心安全の生活空間の重要性を誰かに意識させられることが楽しかったと思います。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 研究の自由度だと思います。研究室では学生たちの自主性を重視しています。みんなARやVRという同じ方向に向いている上で、一人一人の志向によりUI、光学、CG、認知、ロボット等々様々な分野に携わっています。研究の中で議論したり、勉強したり、共に成長することができます。研究以外に飲み会、ハッカソン、GameJam、研究室旅行など豊富な行事があり、充実な大学院生活を送ることができます。その他、留学生の私から言うと、みんながとても親切でした。研究室にいる二年半先生、先輩、同期、後輩、秘書方から就活や生活の面でいろいろお世話になりました。 ここでは日本留学に対する不安はいりません。


川部 淳志 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 皆さんは自分でないものになってみたいと思ったことはありませんか?VRにはテレプレゼンスという分野があり、他のものの視界をVRで再現することで対象に乗り移ったかのような体験ができます。私の研究では巨人の視界(広い眼幅・高い視点)をドローンカメラを用いて再現することによって、巨人になったかのような感覚を付与し協調作業支援に活かす取り組みをしていました。このように飛躍した内容であっても10年後20年後に活かすことを見越して、試行錯誤し、研究できたのはとても楽しかったです。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. いい意味で本人の自主性が重んじられるところです。研究テーマは自分のアイデアをもとに先生方と話し合って決めるので、したくない研究をするということはありません。また、研究に必要な機材や物品は揃えてもらえ、最新のVR機器なども積極的に取り入れられるので、「自分主体」で研究に没頭できる環境が整っています。手を挙げれば、オープンキャンパスの取り組みや同期同士での勉強会など研究以外でも成長する機会が多くそろっています。たまに平日にお出かけしたり、休日に研究したりと研究室での過ごし方は人それぞれでした。うまく自己マネジメントして大学院生活を楽しんでいただければと思います。


鹿内 裕介 君 (2021.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 実環境において、自身の見た目を変えることによる行動変容について研究しました。VR環境では、自身をアバタ化することによる行動変容効果のプロテウス効果が知られており、同効果を実環境で再現することを目指しました。提案システムとして、実環境での三人称視点において自己像のみをアバタ化する ARシステム Phantact を開発しました。ポージングタスクにおける本システム使用時の行動変容を実験し、結果からプロテウス効果が本システムによって実環境で再現可能なことが示唆されました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. オープンで風通しの良い環境だと思います。先生方との距離が心理的にも物理的にも近いことから気軽に相談することができ、上下関係無くフラットな風土があります。また研究案についても、学生側からボトムアップに提案し、それらを先生方と議論しながら磨いていく進め方のため、やりたいことがある方にとってはこれ以上無い環境だと思います。


古志 将樹 君 (2020.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 作業に集中したい場合に耳栓をしたり音楽を聴いたりすることがありませんか?これは,周辺環境の聴覚的ノイズを遮断することで作業効率の向上を期待しているためだと考えられています.私の研究では,この聴覚的ノイズという概念を視覚に拡張して,作業効率を向上させる手法を提案しています.具体的には,周辺環境に対してグレースケール化・ぼかし処理を施したり,作業領域に対して拡大エフェクトを施したりしています.

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. この研究室の良いところは多くありますが,強いて挙げるとすれば,他分野からも入ってきやすいという点です. 私自身,学部生の時は農学部を専攻していて大腸菌の遺伝子組み換えと長期培養というものを行っていました.また,先生方は,非常に声をかけやすい雰囲気で,機材も整っています.そのため,様々なバックグラウンドを持っている学生が集まりやすく,アイデアが生まれやすい環境だと思います.


大久保 達矢 君 (2020.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 私は視覚障害を持つ方の単独での買い物を実現するための支援システムの開発を行っていました。提案システムは歩行者がカメラを保持してお店の中を歩行すると、自動的にどこに何が売られているかを記録したお店の地図を作成すると同時にお店の地図も予測します。目的の商品位置が判明すると音を用いて商品棚の前まで誘導します。実現のために画像認識やVisual SLAMなどのコンピュータビジョンの技術を用います。試作したシステムを仮想環境上で実験を行った結果、単独での買い物に有効に機能する可能性が確認できました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 研究室の良さは数多くありますが、個人的には雰囲気や居心地の良さです。研究に必要な機材はある程度買ってもらえるし、ハイエンドなPCも配布されるため研究以外にもVRや機械学習に触れることができます。研究も強制されるよりも自分の裁量が大きいので自分のペースで取り組めます。最後に、先生方が優しいです。甘やかすのではなく、尻を叩きつつも優しく指導してくれます。ミーティング等で考えがまとまってない状態で発言や提案しても否定することは一切なく、一緒に真剣に考えてくださり本当にありがたかったです。卒業したくなかったと思えるくらい、私にとって居心地の良い研究室生活でした。


大久保 至道 君 (2020.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 印象操作可能な自己鏡映像フィードバック (MVF)を作成し,このMVFが与えるユーザへの影響を研究していました.印象操作には,コントラスト・明るさ・カメラアングル・表情・姿勢の5つのパラーメータを設け,面接試験タスクにより,MVFの効果検証を行いました.結果より,コントラスト・明るさ・カメラアングルの3つのパラメータをネガティブな印象へ操作する事で,自己評価低下するものの表情や動作に改善行動が見られ,第三者による面接評価も高くなる事が確認されました.

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. CARE Labの良いところは,自分のやりたい研究がとことん出来る環境がある事です!自分のやりたい研究の案出しから,実験まで学生主導で研究ができます.また,先生方は皆気さくで,時には冗談を交えながら親身になって相談に乗ってくれますので,安心・充実した研究生活が送れることと思います.是非,自分のやりたい研究をとことん追究して下さい!


Raphaël Verret / Bastien Germain (2010.10~2020.02, Interns)

Q. What was your research?

A. In CARE Lab you are often needed to present your work and a lot of students might struggle with this exercise. So we thought of doing an application to help people improve their oral presentation skills. Using augmented reality we were able to simulate an audience using 3D avatars. The main goal of the project was for the user to receive real-time advice while using the application. We set up an external camera to analyse body position and give a feedback through icons to the user. We also used the microphone and eye-tracking functionalities of the HTC Vive to give feedback on those aspects too. The behaviour of the audience is then influenced by your performance (e.g. audience will start to talk between each other if you don’t look at them every so often).

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. As members of CARE Lab, we had access to a lot of VR/AR technology, amounting to an important budget. This is a huge asset in terms of opportunities for research. You’ll soon discover the diversity of subjects tackled by CARE members. But the lab’s main asset isn’t the technology, it’s the working environment and people. We work in an open space where everyone can easily talk and gather. When we arrived, we were greeted with a welcome party, and soon got to laugh with other members as everyone introduced themselves. Parties at CARE Lab are always a good time. Lastly, the teachers are available to talk frequently. They also keep a good track of every student’s work so they can give excellent advice.


桶田 真吾 君 (2019.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. フィクションとは思えない、真に”リアル”なVR体験を目標に、現実-VR間の遷移手法について研究しました。遷移にはユーザ視点で撮影された全方位映像を用いています。これによって、ユーザのいま・ここの現実にいるという感覚を低コストかつ高品質で保てることが分かりました。実験では、汎用的で効果的な遷移手法を求め、他分野の先生とのディスカッションも行いながら評価や考察を深めていきました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 研究室のおすすめポイントは、なんといっても風通しの良さです。気さくな先生方がいつでも、どんな事でも相談に乗ってくれます。頼れば頼るほど、実りのある研究生活を送れることと思います。また個人の裁量で研究を進められることも多く、海外発表やインターンなどのチャンスもゴロゴロ転がってきます。研究を好きなだけやりたい!という方には特におすすめしたい研究室です。


寺田 周平 君 (2019.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 私の研究内容は、視覚と触覚のクロスモーダルを利用した過食防止システムの開発です。食事に伴い変化する身体情報の一部である、腹部膨張・腹部皮膚の引っ張り・腹部重量の3つを誇張提示することで、満腹感を錯覚させ、食事量を抑えることを目指しました。最終的に、このシステムを基に試作したデバイスを利用した食事量変化確認実験において、平均で約7%の食事量減少効果を確認することができました。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. この研究室の良いところは、本当に様々な研究領域の人間が集まっているので、自分の知識の幅を大幅に拡大できる点です。また、普通の学生にはなかなか手にできない、数十万円もする機器が研究室のそこかしこに転がっています。加えて、海外留学にほぼ全額支給で行けたり、自身の研究に関係のある学会に積極的に送り出して頂けます。そんな、人材、機材、機会、あらゆる資産に恵まれた環境で、自身と科学の可能性に存分に挑戦していってください!


Frédéric Huynh (2018.09~2019.03, Intern)

Q. What was your research?

A. Hi ! I’m Frédéric Huynh, former international intern in CARE Lab. I was an embedded system student back in France and I got the chance in the lab to explore the possibilities brought by the Microsoft AR headset : Hololens. My work was to come up with an AR user interface that would label every reality objects in the user’s field of view. The application of the research could be for factory work, each piece would have its name, description, id and tutorial for example.

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. I enjoyed my 6 months stay in Japan. One of the big reasons was because the lab is like a big family. We help each other, have fun together. They are very welcoming so don’t hesitate to go and talk to them about anything. Japan has a unique vibe that you can only experience yourself when you are there, so go ahead and come !


Etienne Juif (2018.06~2018.09, Intern)

Q. What was your research?

A. Hello, my name is Etienne Juif and I was an intern at CARELab in 2018. I was coming from a school focused on combining Art and Sciences. I joined the lab because I wanted to try to add the Virtual Reality to this formula and to create some experiences around it! I created with Unity a painting application in Mixed Reality allowing you to draw, create shapes and cut objects around yourself. https://github.com/JuifEtienne/StrangePerception

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. It’s an awesome place. I was afraid to leave France but CARELab’s members were really helpful and made this adventure really easy! If you want to experiment things in VR, you will have everything you need to work and people will listen to you and try to find solution to let you achieve your projects. Also, it’s really fun to be able to talk with people in the Laboratory, you will meet a lot of diverse people and it’s amazing to exchange with them. One of my best memories was when someone tested my application, created an obstacle course in the Lab and tried it! You can trust them, they are really good!


Nguyen Hien Minh (2018.05~2018.08, Intern)

Q. What was your research?

A. Hello, my name is Minh, and I was an intern at CARE Lab along with my friend Moha, in 2018. We wanted to be able to convert in real-time a photo taken during the night to one that seemed to have been taken during the day. The project consisted in programming a robot to gather a dataset of a same scene during the day and the night, and then train a Pix2pix neural network using this dataset. You can find a preview/demo of our project here: https://github.com/minh-n/NightfallProject

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. I had a wonderful time during my three months in the lab. My recommendation for future students: the lab is an awesome and cozy place, the teachers are friendly and helpful and the students are very nice! Go talk to people, go visit all the places you want and please enjoy your stay in Japan!


溝口 拓也 君 (2018.03修了)

Q. どんな研究をしていたのですか?

A. 大学院の研究テーマは、「ドット文字を対象としたトップダウン型セグメンテーション手法の提案」です。ペットボトルの賞味期限などの用途で印字されているドット文字と呼ばれる文字を一文字ごとに切り分ける研究内容です。興味がある方はぜひご覧ください。(http://isw3.naist.jp/IS/MasterThesis/2017/abst1803/1651102.html)。

Q. 研究室のいいところはどこですか?

A. 一言で良さをいうと、意欲さえあれば様々なことに挑戦できる研究室だと思います。CAREラボ自体が誕生してまだ数年ということから、自分が挑戦してみたい研究テーマを持ちかけると比較的実現されやすい環境だと思います。また専門分野以外の学術的知識も有する教員から、研究に対する的確なフィードバックを受け取ることができるのも魅力の一つです。ですので、研究意欲はあり、VR・AR自体の研究に取り組みたい学部生さんは、ぜひCAREラボで研究して、研究室を盛り上げてください!


Humberto Trujillo Perez (2017.10~2017.12, Intern)

Q. What was your research?

A. My name is Humberto Trujillo, in 2017 I was a master’s degree student in Mexico when I got the opportunity to do an internship at NAIST’s CARE Lab. My research was initially focused on the development of a low cost wireless real-time motion capture system based on inertial measurement unit sensors and its integration in VR/AR environments. During my internship, I got the chance to collaborate with other fellow research students and worked on a motion pattern recognition and classification model that would later be used to classify different types of racket movements in the sport of Badminton with high accuracy.

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. As a foreign student, I was surprised by how welcoming and friendly both teachers and students are. Teachers are very experienced and knowledgeable in many different areas, and always willing to offer their help. The students are nice and really easy to establish good communication with. I enjoyed staying late in the lab playing video games or going out for dinner with them. I really liked the weekly meeting format where all students present the progress on their research, it is the perfect place to learn something new and receive constructive feedback about your work.


Thiwat Rongsirigul (~2017.09)

Q. What was your research?

A. Got a series of photos? Wish it could be a 3D Virtual Reality (VR) environment? My research can help you do that! Firstly we need a 3D model. Using an existing technique, we can “reconstruct” a 3D model from our series of photos. Secondly, the texture. From the same series of photos we used earlier, we can either create a static texture beforehand or dynamically map the best texture to the model on the fly. A dynamically mapped texture will give better result since the lighting and shadow which depends on the viewer’s viewing direction, view-dependent, are better recreated. However, view-dependent texture mapping (VDTM) is an expensive operation. Existing VDTM solutions simply cannot produce high enough frames per second (FPS) required to create a good VR experience. That’s where my research came in. Even though VR requires 2 frames to be rendered at once, those 2 frames are very similar. We can reuse the majority of the first frame to render the second frame. We can also limit to only use photos taken from a similar angle to the viewer’s viewing direction to speed up the process even more. Using my proposed VDTM technique combined with the power of a graphic card (GPU) help us achieve over 90 FPS in VR.

Q. What are some of the strong points of this laboratory?

A. CARE lab isn’t like the kind of boring laboratory environment you would imagine. At CARE lab everyone is friendly, joyful, and energetic. We have a cozy relax space, a big screen super spec projector, lots of fancy AR/MR/VR equipment, a snack bar, and wide-open laboratory space. The professors are super friendly and easy to get in touch and talk to. Also, don’t worried about your Japanese, just use English!. This is an international laboratory you will have no problem fitting in here. Too bad I didn’t have much opportunity to do any serious research work here. As I’m the first generation of students that was transferred from the old laboratory. By the time CARE lab came in, I already finished all my research work and was about to graduate. Wish I could do my research in this cozy environment from the beginning as a CARE lab member. I highly recommend you to come to enjoy what I have missed, here at CARE lab!