OB・OGの声

古志 将樹 君 (2020.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
作業に集中したい場合に耳栓をしたり音楽を聴いたりすることがありませんか?これは,周辺環境の聴覚的ノイズを遮断することで作業効率の向上を期待しているためだと考えられています.私の研究では,この聴覚的ノイズという概念を視覚に拡張して,作業効率を向上させる手法を提案しています.具体的には,周辺環境に対してグレースケール化・ぼかし処理を施したり,作業領域に対して拡大エフェクトを施したりしています.
研究室のいいところはどこですか?
この研究室の良いところは多くありますが,強いて挙げるとすれば,他分野からも入ってきやすいという点です.
私自身,学部生の時は農学部を専攻していて大腸菌の遺伝子組み換えと長期培養というものを行っていました.また,先生方は,非常に声をかけやすい雰囲気で,機材も整っています.そのため,様々なバックグラウンドを持っている学生が集まりやすく,アイデアが生まれやすい環境だと思います.

大久保 達矢 君 (2020.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
私は視覚障害を持つ方の単独での買い物を実現するための支援システムの開発を行っていました。提案システムは歩行者がカメラを保持してお店の中を歩行すると、自動的にどこに何が売られているかを記録したお店の地図を作成すると同時にお店の地図も予測します。目的の商品位置が判明すると音を用いて商品棚の前まで誘導します。実現のために画像認識やVisual SLAMなどのコンピュータビジョンの技術を用います。試作したシステムを仮想環境上で実験を行った結果、単独での買い物に有効に機能する可能性が確認できました。
研究室のいいところはどこですか?
研究室の良さは数多くありますが、個人的には雰囲気や居心地の良さです。研究に必要な機材はある程度買ってもらえるし、ハイエンドなPCも配布されるため研究以外にもVRや機械学習に触れることができます。研究も強制されるよりも自分の裁量が大きいので自分のペースで取り組めます。最後に、先生方が優しいです。甘やかすのではなく、尻を叩きつつも優しく指導してくれます。ミーティング等で考えがまとまってない状態で発言や提案しても否定することは一切なく、一緒に真剣に考えてくださり本当にありがたかったです。卒業したくなかったと思えるくらい、私にとって居心地の良い研究室生活でした。

大久保 至道 君 (2020.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
印象操作可能な自己鏡映像フィードバック (MVF)を作成し,このMVFが与えるユーザへの影響を研究していました.印象操作には,コントラスト・明るさ・カメラアングル・表情・姿勢の5つのパラーメータを設け,面接試験タスクにより,MVFの効果検証を行いました.結果より,コントラスト・明るさ・カメラアングルの3つのパラメータをネガティブな印象へ操作する事で,自己評価低下するものの表情や動作に改善行動が見られ,第三者による面接評価も高くなる事が確認されました.
研究室のいいところはどこですか?
CARE Labの良いところは,自分のやりたい研究がとことん出来る環境がある事です!自分のやりたい研究の案出しから,実験まで学生主導で研究ができます.また,先生方は皆気さくで,時には冗談を交えながら親身になって相談に乗ってくれますので,安心・充実した研究生活が送れることと思います.是非,自分のやりたい研究をとことん追究して下さい!

桶田 真吾 君 (2019.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
フィクションとは思えない、真に”リアル”なVR体験を目標に、現実-VR間の遷移手法について研究しました。遷移にはユーザ視点で撮影された全方位映像を用いています。これによって、ユーザのいま・ここの現実にいるという感覚を低コストかつ高品質で保てることが分かりました。実験では、汎用的で効果的な遷移手法を求め、他分野の先生とのディスカッションも行いながら評価や考察を深めていきました。
研究室のいいところはどこですか?
研究室のおすすめポイントは、なんといっても風通しの良さです。気さくな先生方がいつでも、どんな事でも相談に乗ってくれます。頼れば頼るほど、実りのある研究生活を送れることと思います。また個人の裁量で研究を進められることも多く、海外発表やインターンなどのチャンスもゴロゴロ転がってきます。研究を好きなだけやりたい!という方には特におすすめしたい研究室です。

寺田 周平 君 (2019.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
私の研究内容は、視覚と触覚のクロスモーダルを利用した過食防止システムの開発です。食事に伴い変化する身体情報の一部である、腹部膨張・腹部皮膚の引っ張り・腹部重量の3つを誇張提示することで、満腹感を錯覚させ、食事量を抑えることを目指しました。最終的に、このシステムを基に試作したデバイスを利用した食事量変化確認実験において、平均で約7%の食事量減少効果を確認することができました。
研究室のいいところはどこですか?
この研究室の良いところは、本当に様々な研究領域の人間が集まっているので、自分の知識の幅を大幅に拡大できる点です。また、普通の学生にはなかなか手にできない、数十万円もする機器が研究室のそこかしこに転がっています。加えて、海外留学にほぼ全額支給で行けたり、自身の研究に関係のある学会に積極的に送り出して頂けます。そんな、人材、機材、機会、あらゆる資産に恵まれた環境で、自身と科学の可能性に存分に挑戦していってください!

溝口 拓也 君 (2018.03修了)

どんな研究をしていたのですか?
大学院の研究テーマは、「ドット文字を対象としたトップダウン型セグメンテーション手法の提案」です。ペットボトルの賞味期限などの用途で印字されているドット文字と呼ばれる文字を一文字ごとに切り分ける研究内容です。興味がある方はぜひご覧ください。(http://isw3.naist.jp/IS/MasterThesis/2017/abst1803/1651102.html)。
研究室のいいところはどこですか?
一言で良さをいうと、意欲さえあれば様々なことに挑戦できる研究室だと思います。CAREラボ自体が誕生してまだ数年ということから、自分が挑戦してみたい研究テーマを持ちかけると比較的実現されやすい環境だと思います。また専門分野以外の学術的知識も有する教員から、研究に対する的確なフィードバックを受け取ることができるのも魅力の一つです。ですので、研究意欲はあり、VR・AR自体の研究に取り組みたい学部生さんは、ぜひCAREラボで研究して、研究室を盛り上げてください!