メンバー
2021年度は学生数が36名まで増えました。また、2022年3月にはMonica Perusquía-Hernández助教が着任しました。2022年4月には11名の新M1と2名の研究生が加わり、5月にはもう1名研究生が加わりました。現在の学生数は39名と過去最大の規模になっています。また、現在8カ国から12名の留学生がおり、大変国際色豊かです(ドイツ・フランス・中国・タイ・マレーシア・コロンビア・ブラジル・エジプト)。女子学生も過去最多の10名になり、ラボがさらに明るく元気になりました。多様な学生が快適に学生生活を送れるように、これからも心がけていきます。
2022年4月のウェルカムパーティの様子
研究成果
2021年度も多くの研究成果を公表できました。英文論文誌10件、国際会議10件、研究会8件などに加えて招待講演14件、表彰11件などがありました。英文論文誌や国際会議では他機関との共著論文が多い年度となりました。共著論文を執筆したのは、海外8カ国19機関、国内7機関の計26機関に及びます(*)。
表彰では清川教授がIEEE(米国電気電子学会)VGTC(Visualization and Graphics Technical Community:可視化とグラフィクス技術コミュニティ)から、複数の賞を同時に受賞しました。AR/VR分野の数々の先駆的な研究業績に対してIEEE VGTC VR Technical Achievement Awardが、学術コミュニティの運営に対する貢献に対してIEEE VGTC VR Service Awardが授与され、さらに IEEE VGTC VR Academy の創設メンバーに選出されました。また、学生の研究成果が多く表彰され、AR/VR分野のトップカンファレンス IEEE ISMAR 2021 にてBest Student-Led Paper Awardを受賞した他、国内では電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループからHCGヒューマンコミュニケーション賞(年間最優秀論文賞)を受賞し、電子情報通信学会メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会(MVE) MVE賞(3年連続)、UWW最優秀学生プレゼンテーション賞、情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会優秀論文賞なども受賞しました。また、学生によるハイレベルなVRコンペティションである IVRC で川上記念賞(総合3位)や審査委員会特別賞を受賞しました。
さらに、テレビ大阪「ミライヤー」、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」、読売テレビ「ミライノ見取り図」など、研究成果が様々なメディアに取り上げられました。
2022年度も、さらにパワフルになったメンバーで活発に活動してまいります。
(*)2021年度に共著論文を執筆した機関
- America
- The University of Arizona, USA
- Augusta University, USA
- University of California, Santa Barbara, USA
- University of Maryland, USA
- Texas A&M University, USA
- Massachusetts Institute of Technology, USA
- Microsoft, USA
- Universidade Federal Rural de Pernambuco, Brazil
- Europe
- Bonn-Rhein-Sieg University of Applied Sciences, Germany
- Osnabrück University, Germany
- University College London, UK
- Birmingham City University, UK
- University of St. Gallen, Switzerland
- Asia
- Shanghai Jiao Tong University, China
- Shenzhen Institute of Advanced Technology, China
- Politeknik Negeri Banjarmasin, Indonesia
- Universitas Brawijaya, Indonesia
- Indonesian Institute of Sciences, Indonesia
- The University of Haripur, Pakistan
- 国内
- 東京大学 (3研究室)
- 東北大学
- 九州大学
- 神戸大学
- 筑波大学
- 龍谷大学
- 大阪工業大学